「阪急電車」
いい響きだ。
「電車」という響きがいい。
「電鉄」だとなんだかちょっと違う。
うまくは説明できないが、私の中ではそうなんだ。
それは私が大阪で生まれ、阪急沿線育ったからなのかもしれない。
映画も有料放送か何かで流れていて、とりあえず録画もした。でも見なかった。
理由はわからない。たぶん自分にとってそれが「見る時期」ではなかったのだろう。
映画も本も音楽も、いつも自分が思うのは「出会う時期」が今かどうか。
多分必要としているときに、必要としている本や映画、音楽に出会うというなんというか漠然とした運命論みたいなものをうっすらと信じているのです。
あと小学校の頃には仁川駅でアスレチックをする遠足に行ったりだとか、お正月には阪急電鉄が販売する切符で「三福まいり」という周遊切符があるのですが、その切符で門戸疫神駅に行ってお参りしてきたものです。(確か中山寺とあともう一つはどこだったか・・・)
ともかく、自分にとって思い入れのある電車の話が遠く離れた東京でも読めるし、その電車に乗り合わせた乗客の気分になれるような気がしてとても気に入りました。
そろそろ大阪に帰って来いと言われているような、そんな気になりました。
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