8月3日のしくじり先生2人目は
紀里谷和明先生
『CASSHERN』『GOEMON』などの話題作を手がけた映画監督紀里谷和明先生。
写真家として有名アーティストのCDジャケットやミュージックビデオを数多く手がけました。
しかし、紀里谷先生の発言によって日本映画界から嫌われてしまいました。
さらに、生徒に映画コメンテーター有村昆くんが教室に!!
紀里谷先生と有村昆くんの映画討論で熱いバトルが!!
日本映画界から嫌われてしまった紀里谷先生は
念願のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』を制作。
出演してくれた名優モーガン・フリーマンから監督人生を変える名言を頂きました。
その名言の意味を紐解きながら、
夢に向かって挑戦する人へ、紀里谷先生のしくじりから教訓を学びます。
【担任】
若林正恭(オードリー)
【生徒】
吉村崇(平成ノブシコブシ)、あき竹城、有村昆、菊地亜美、澤部佑(ハライチ)、長嶋一茂、柳ゆり菜
しくじり先生はたまに見るのですが、紀里谷先生の回はなかなか面白かったです。
過去を振り返って、自分は相当生意気な日本映画界のしきたり破りなことをやって嫌われてしまった、というような話だったんですが、それよりも気になったのは映画批評について映画監督の意見がお客さんの視点とはかけ離れているんだな、と感じたところでした。
長嶋一茂が映画作りはお金集めからキャストセッティングからなにからなにまでいっぱい苦労して大変なんだ、ということを熱く語ってまして、紀里谷先生も同意して、映画コメンテーターの有村昆をたたくというシーンがありました。
正直映画について批評してくれる人も必要だと思うし、全部が全部好意的に批評してあったら「こいつ金もらってんな?」みたいに勘ぐってしまう。
でも、お客さんである自分としては、そんな作るのに苦労した背景なんてどうでもいいんですよ。
批評についてはいろいろ見て参考になる意見があれば汲みあげて劇場に足を運ぼうか考える訳で。
なので、公開当時の紀里谷先生の映画『CASSHERN/キャシャーン』が15点の評価を受けてもしょうがないというか、観た人にはそうゆう意見もあるんだ、程度でいいと思うんですよ。
この批評も結構辛辣に書いてありますが、自分も当時この映画を観て、今記憶をたどってみても何も残ってないんですよ。
前田氏の批評は結構過激なところがあるので、割り引いてみないといけないと思うのですが、この批評に関しては私は同意見ですよ。
で、進撃の巨人についての騒動です。
このサイトで40点って結構高評価なんじゃないか?という意見もちらほらあったので、これはこれでいいんじゃないですかね。
ただ、この批評を見る限りでは話に感情移入できないので、劇場でみる価値はなさそうです。
その点、石原さとみのフォローは大人の対応ですね。
ハンジ役についても評判がいいらしいので、よかったですね。ちょっとそこだけは見てみたいです。
やっぱり進撃の巨人ってアニメの熱量が半端なくて、作品としてやり切っている感じがするんですよ。放送当時もものすごく引き込まれましたし。
未完の原作を実写映画化する、という難しいミッションはわかるんですが、監督さんはナーバスになりすぎたようですね。
でも、批評家は批評家なんで、劇場の出口アンケートとか、ヤフーの映画コメントとかを参考にされたらいかがでしょうか。
私は批評家の批評も読みますが、そっちのほうが生の声がして参考になりますけどね。