つれづれ日記

日々思ったこと、気になったことの日記

「言の葉の庭」を観て

結局、秦基博のRainにはまったので、その勢いで新海誠監督の「言の葉の庭」をみました。

あいかわらず、新海監督の作品は映像が綺麗です。

あと「秒速5センチメートル」と同じようにエンディングテーマでググッと惹きつける演出が好きです。

 

以下内容にも触れます。

 

主人公について

 私は高校は2時限目から出るとか、そういった単位制の高校ではなかった。

 だから午前中は出ない、とかそういう感覚がさっぱりわからない。

 都内の高校生なら結構普通みたいだが、そうなんだろうか、と思う。

 靴職人を目指すようなところが、なんでかジブリの「耳をすませば」の主人公

 を思い出させた。

 

雪野について。

 私は実際は朝頑張って会社には行っていたんですが、

 行けなくなりそうになり、途中下車していた時期がありました。

 そんなところは雪野に重なる部分だな、と思いつつ、

 やっぱり社会人なので、雪野寄りの目線で観ていたのかもしれません。

 

音と映像と音楽と。

 新海作品は雨の音一つとっても、映像のリアルさ、綺麗さ、があいまって

 見ていて飽きない。

 エンディングテーマの持っていき方がうまい。引き込まれる。

 なんだったらこの曲の為に全てを作ってきたんじゃないか、って思ってしまう。

 恋愛の話は中途半端、どっち付かずなのだが、

 結ばれる結ばれないだけが恋愛じゃないと思うので、

 あの終わり方はアリだと思う。

 

新宿という街。

 新宿御苑も好きな場所のひとつだ。

 新宿なのに、新宿じゃない場所というか、ちょっとギャップが激しいところが好き。

 庭園も温室も。訪れるには楽しい場所。

 新宿は嫌いじゃない。

 でも、劇中いつも出てくる背の高い尖ったビルが嫌いだった。

 ここは新宿で、ニューヨークじゃないんだぞ、といつも思った。

 

ああ、なんで劇場公開時に出会わなかったんだろう。

短い話なので、あと5回くらいは観たい。