まったく何の気なしに映画を観たのは久しぶりだ。
過度な期待もしなかった。
ただこの映画が公開された当時にうっすらと映画評を読んでいたので、映画のタイトルとジョージクルーニーの演技が良いというのが頭の片隅にあった。
ジョージクルーニーは先祖の土地を相続して売れば大金が手に入るし、もともとお金にもそれほど不自由していないはずなのに、意外と質素に生きている弁護士の役だった。
それがケチなのか堅実なのかは置いておいて、自分だったら土地を売ってしまって、優雅に暮らしたいと思うだろう。でもそれをしないところが映画っぽいのかもしれない。
親族会議までして決めかかったことを、ひっくりかえしたので、親族内で相当に揉めるだろうなーとか思った。
映画では描かれていないところだが、遺産が絡んで大変な思いを親がしていたので、こんな感じでさらっと済むはずが無いと思ってしまった。
たぶん私がこの映画を最後まで観れたのは舞台がハワイだったからなんじゃないかと思う。
今まで運良く2回行ったことがあるが、2回とも楽しかった。
英語が自由にしゃべれて、海外でも車の運転ができればさらに楽しかったんだろうが、それでもいい思い出がある。
自分でも思った以上にハワイ好きだったらしい。