とりあえず楽天koboで購入した「ロスト・シンボル」を読み終えた。
こういう上中下の3巻で出ている本については電子書籍で読むのは楽でよかった。
まず評価を。星3つ中星いくつつけるか、といわれたら星1つか1.5くらい。
多分映画化が難航しているんだろうなーと思われる原作という印象です。
やっぱり過去のロバート・ラングドンシリーズに比べると全体的に印象が「暗い」イメージがします。
フリーメイソンって題材は私にはピンとこない分野で、ワシントンDCに秘密が隠されているというところも、過去作品とくらべたら歴史の短いアメリカで?って感じがします。
あとあまり映画的なジェットコースターな展開も無かった気がした。どっちかというと「ハンニバル」的な猟奇的匂いの方が近いかもしれません。
ラストの方まで読み進めると、じゃぁいったいフリーメイソンの秘密ってなんだったんだ、っていうのが最後まで伝わらなかった。どちらかというとキャサリン・ソロモンの研究が無事でこの後研究成果がどうなるのか、とかそっちの方が面白そうに感じた。
ところで、koboのリーダーだと今1冊の本の終わりの方を読んでいるのかどうかがわかりにくかったりするので、終わりの分量がわからないまま読書するというのをはじめて意識しました。最後の方はつまらなかったので、終わりはいつだろう?と探りながら読んでいた記憶があります。これが紙の本なら、厚みでわかるんですが・・・
こういったところが電子書籍の良い点なのか悪い点なのか、、慣れが必要ですね。