つれづれ日記

日々思ったこと、気になったことの日記

映画「サンバ」を観た件

アフリカのセネガルからフランスに来て10年、様々な仕事を経験してきた青年サンバ(オマール・シー)に、ある日突然、ビザの失効により国外退去命令が出される。職場を追われ、表立ってはこの国にいられない絶体絶命のサンバの前に現れたのは、移民支援協会ボランティアのアリス(シャルロット・ゲンズブール)であった。心が折れて大企業を休職中のアリスは、窮地の中でも屈託ない笑顔を向けてくるサンバに興味を持ち、彼を救おうと尽力する。そんな中、陽気なブラジル移民ウィルソン(タハール・ラヒム)や、破天荒な法学生マニュ(イジア・イジュラン)など、サンバの周りには彼の不思議な魅力に惹かれた人たちが集まってくる。生まれも境遇も全く異なる彼らのおかしくも風変りな関係はいつまでも続くかに思えたが、ある日、サンバの身に思いもよらぬ出来事が起こり……。 

 

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前々から気になっていた映画「サンバ」を観ました。

フランス社会の移民問題という重いテーマの中、力強く生きる青年サンバをみていて、移民問題ってこういうことなんだ、とあらためて思いました。

どうやっても這い上がれない環境がそこにある、と思うと重いのでみていて多少つらかったです。

あと、うつ病で休職中のアリスを演じたシャルロットゲンズブールが、こんなに弱い年老いた姿になったのもショックでした。

正直「なまいきシャルロット」とか10代の頃の彼女しか知らなかったので、一気に老け込んだ姿を見させられるとちょっと、つらいかも。

自分も同様に年をとっているんだけどね。

 

最強のふたり」が楽しさも演出できていたけど、「サンバ」はテーマが重すぎて最後観ていてそれほどハッピーにはなれなかったので、今度は底抜けに明るいものも作ってみてほしい。