つれづれ日記

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映画「鍵泥棒のメソッド」を観た件

鍵泥棒のメソッド」観てみました。

 

鍵泥棒のメソッド [DVD]

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 wikipediaよりあらすじ

あらすじ[編集]

売れない貧乏役者の桜井武史は銭湯で、石鹸でツルッと滑って頭を強打して意識を失った山崎信一郎の脱衣場のロッカーの鍵を拾う。脱衣場で居合わせ、彼のロッカーを開けた桜井は、山崎の羽振りの良さを見て、山崎の全ての鍵と自分の全ての鍵とをすり替える。

桜井は山崎の金を勝手に使い、友人に借りた金を返したり新しい服を買ったりとしていた。勝手に金を使い込んだ事を申し訳なく思い、山崎の家で思い詰めて自殺を考えたり、謝罪の手紙を書いたりしたがなかなか気が進まない。仕方なく家の中を物色していると、変装道具や偽装の証明書が大量に出てくる。

そこで突然、山崎の携帯が鳴る。出ると相手は、「コンドウか?」と聞いてきた。山崎は誰も正体を知らないプロの殺し屋コンドウだった。コンドウと勘違いされた桜井は、山崎が数日前に殺した男の持って居る大金の行方を探している暴力団員の工藤純一に、男の愛人だった井上綾子を殺す様に依頼される。

一方、頭を強打した事で記憶を失った山崎は、ロッカーの中にあった桜井宛ての手紙を見て自分が「桜井武史」だと思い込み、エキストラ俳優⇒俳優として活動し出す。病院からアパートに帰ろうとした所で、偶然父親の見舞いに来ていた雑誌の編集長をしている水嶋香苗と出会う。何度か会う内に献身的に「桜井武史」=山崎に尽くす香苗に心打たれる心を通わせる山崎。

香苗はどんな事でも計画通りに進める事にしており、彼女は計画で決めた日までに結婚すべく相手を探していた。そんな中で出会った自分とそっくりな資質、性格を持つ山崎の事が気になった香苗は、山崎に逆プロポーズをする。

一方で山崎=コンドウに扮した桜井は、工藤から殺人依頼された、かつて手掛けた標的の愛人でやはり依頼されてしまった井上綾子に一目惚れをしてしまい無法松の一生の冨島松五郎の如く、彼が吉岡夫人に献身的に尽くした様に綾子に延命など、全力でバックアップする。

そんな最中にかねてから病気療養中だった香苗の父徳治が逝去する…。

 

 漫画とかでよくある記憶喪失、入れ替わりのような話ですが、堺雅人香川照之という二人の豪華なキャストがどんな演技をするのかが見どころだと思います。

記憶を無くした殺し屋コンドウが桜井武史となって、俳優活動をしたり、広末涼子が演じる水嶋香苗と知り合い逆プロポーズをするといったところも面白い。

香川照之の記憶を無くす前と無くした後、記憶を取り戻した後の芝居の違いが実に巧みで、観ていて面白い。

広末涼子のちょっと変わった編集者の芝居も新たな一面が見える芝居で、ポケベルのCMの頃からここまで来たか、とおじさんも感慨深い感じ。

堺雅人の芝居はなんだか映画「ゴールデンスランバー」をちょっと思い出させるような芝居でしたが、もちろん面白い芝居でしたよ。

最後に( ̄ー ̄)ニヤリってできる映画でした。